金属アレルギー

金属アレルギー

■原因
金属アレルギーは、金属が原因と勘違いされているようですが金属自体でアレルギーは起きません。
金属アレルギーは金属と汗などが反応して発症します。
金属は汗などの体液に触れると溶け出す性質があり、それがイオン化して体内のタンパク質と結びつくとアレルギー源となり、かゆみやかぶれなどの症状が起こります。
金属アレルギーとは、数日で発症する人もいれば数年経ってから反応する人もいるのです。気づかないうちに悪化していることもあり、なかなか厄介な病気なのです
ピアスなどのアクセサリーは、金属アレルギーの原因として約8割を占めています。ピアスは直接血液や体液に触れるので、症状が生じやすいです。また安いピアスにはイオン化しやすい金属が使われているケースが多いので発症の確率が高くなります。

■症状
金属アレルギーの症状には大きく分けて2種類の症状があります。金属接触アレルギーと全身型金属アレルギーです。

金属接触アレルギー
金属接触アレルギーは、主にかぶれの症状が起こります。金属が直接皮膚や体液に触れると溶け出してイオン化します。そして体内に侵入し、再度同じ場所に金属が触れるとかゆみや発疹、水泡などのかぶれの症状を起こします。

全身型金属アレルギー
全身型金属アレルギーは歯科金属や内服薬、食品に含まれる金属が体内に侵入することで発症します。口の粘膜や腸から吸収された後、汗として皮膚から分泌すると症状が現れます。金属接触アレルギーとは違い、全身から汗と共に出てくるので手の平や足底に多くみられる症状です。

■アレルギーを起こしやすい金属
金属アレルギーを起こしやすい金属として、ニッケルやコバルト、クロム、銅、亜鉛、バラジウム、スズなどがあります。

1)ニッケルアレルギー
金属アレルギーの方で一番多いと言われているアレルギーです。 ニッケルはお金、食器、メガネのフレーム、下着の金属部分、アクセサリー全般など、私たちの身近で多々利用されています。
食品に含まれていることも多く、ニッケルアレルギーが悪化するとこれらの食品にも反応するようになってしまいますので注意しましょう。(お茶類、海藻類、豆・ナッツ類、チョコレートなど)

2)コバルトアレルギー
ニッケルと関連性の深いアレルギーで、ニッケルアレルギーの半数以上の人にコバルトアレルギーがあると言われています。ニッケル同様、私たちの身近で多々利用されていて、食品はもちろん、磁石や入れ歯に使われることもあります。

3)クロムアレルギー
クロムアレルギーを引き起こすのは、クロムの中でも「6価クロム」と呼ばれるものです。
クロムには「3価クロム」と「6価クロム」の2種類あって、「3価クロム」は人体に必要なミネラルです。

■アレルギーを起こしにくい金属
通常、金やプラチナ、銀などは比較的アレルギーを起こしにくい金属ですが、金属でもチタンが最も安全だと言われています。

1)金アレルギー
金属アレルギーが起きにくいとして名高い金ですが、近年ではゴールド製のピアスを選ぶ方が増えている影響で金アレルギーの人が増加しています。溶けにくい性質とはいえピアスは自分の体に穴をあけて使用するわけですから、体内に入りやすい、つまりアレルギーを発症しやすいのです。
金と表示してあっても金以外の金属が混ざっていて、そのどれかの金属によってアレルギー反応が起こっていることがあります。
金には14K、18K、24Kなどの種類があり、これらは金の純度を表しています。(金は24分率で純度を示す)24Kが純度99.9%、これが純金と呼ばれるものです。14Kは金の含有量が14/24、つまり、約58%が金で、残りの約42%分はほかの金属が混ぜられているということを意味します。
ピンクゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールといったものは、他の金属を混ぜ合わせて色を付けている合金です。
ホワイトゴールドはニッケルやパラジウムを使用することもあります。

2)銀アレルギー
銀そのもののアレルギーを発症するケースは非常にまれで、実は銀アレルギーではなく、混ぜられている金属のうちのどれかよって発症している場合が多いようです。

3)チタンアレルギー
最も少ないと言われている金属アレルギーの一つです。
チタンは水に溶け出しにくい、金属アレルギーの起きない金属として有名で、化粧品、調理器具、メガネフレーム、人体器具(インプラント・ペースメーカー)、アクセサリーなど多くの商品に使われています。
耐久性もあって海水にも強いことから、建物や乗り物にも利用されているようです。
チタンアレルギーの疑いがある場合は、他の金属との合金が考えられます。

■検査
パッチテストは数日かけて行う
まず、18種類の金属を溶かした水溶液を大きめの絆創膏に1滴ずつ垂らし、
それを背中に貼り付けます。
この状態でしばらく時間を置いて経過観察し、 皮膚に症状が起きるかどうかを見るのです。
症状のチェックは48時間後に絆創膏をはがして行います。
その後も72時間後、1週間後というように数日の間隔を置いて、 背中の皮膚の状態をこまめにチェックします。

■予防
金属アレルギーはなってしまうと、多くの場合はずっとその体質は変わりません。金属アレルギーになる前に予防することが大切です。ニッケルが使われている製品はできるだけ避け、金や銀、プラチナやチタンなどの安全性を考慮した材質のアクセサリーを選ぶようにする。
長時間着用する金属製品(アクセサリーや時計など)は素材を選び、アレルギーの起きやすい金属が含まれているものは避ける。夏場は特に多くの汗をかきますので、金属にできるだけ触れないようにする。ピアスはピアスホールが完成してから付ける。また、耳たぶの厚さにあったポストのピアスを使用する。
口内のケアもとても大切で、歯科金属を使用している場合は、金属が口内で溶け出さないように清潔に保つことがとても重要です。

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