2015年12月16日 水曜日

禁煙外来では保険が使えます

禁煙外来、いわゆるタバコを止めたいと思う方にタバコを止めさせる指導をしたり、禁煙補助剤を処方したりする専門の外来です。国内ではタバコが原因で、がんをはじめとする疾患になっている方が多いです。そのため国としては喫煙者を減らす対策を取ってきています。その1つが「禁煙外来」と呼ばれる診療科目です。禁煙外来は国が認定する講習をうけた医師だけにしかなることができませんので、禁煙外来を希望するさいには前もって電話で確認しておいてください。
この外来を受診するほとんどがヘビースモーカーです。健康のためにも、あるいは経済的にもタバコを止めたいと思った方がほとんどです。中には何度も禁煙にトライしたけど失敗に終わったという方も多いです。
禁煙外来では、まず問診をとります。アレルギーの有無、他科で服用中の薬のチェック、副作用歴、生活習慣などを総合判断します。この外来で今もっともよく使われているのが禁煙補助剤の飲み薬です。世界初の禁煙補助剤の飲み薬であり、某外資系製薬会社が開発しました。効果が抜群で、世界中で使われており、国内でも補助剤として人気の高い薬です。保険を使えることができます。
この飲み薬は、決まりごとがあります。12週間服用を続ける必要があります。飲み忘れが多いと効果が薄れてきますので、必ず飲み忘れがないようにしなければなりません。薬を交付するさい、薬剤師さんから説明があります。副作用にも注意しなければなりません。眠気を催すことがありますので、服用時には車の運転に注意しましょう。他にも吐き気や蕁麻疹などがありますのでもしそのような症状がでたらただちに医師や薬剤師に伝えましょう。
この飲み薬で禁煙できたという人の声をよく聞きます。服用途中で完全に止めることができたという人もいるくらいです。禁煙できたら嘘のようだと驚愕する人もいます。ですからこの薬の存在は計り知れないものがあり、まさに止めることができた人にとってはありがたい薬でもあるわけです。禁煙が成功した人の多くは食事がおいしくなって太ってきたという声も多いです。味覚が正常に働くことで食事がおいしくなったものだと考えます。
現在、日本人の約3割は喫煙者です。先進国の中では、けして少ない方ではないです。国としてはまだまだ喫煙者を減らしていきたい方向性を持っています。自分や家族の健康を考えると、禁煙したほうがいいのは言うまでもないことです。国内の医療費を抑えるためにも禁煙運動はますます進んでいくと考えます。

投稿者 寺尾クリニカ

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