咳喘息

咳喘息

喘鳴や呼吸困難を伴わない慢性咳嗽が唯一の症状,呼吸機能ほぼ正常,気道過敏性軽度亢進,気管支拡張薬が有効で定義される喘息の亜型(咳だけを症状とする喘息)である。
咳喘息は最近増加しています。これは原因が増加しているからです。
咳喘息の原因となる物質を肺の奥まで吸い込む機会が増えると、咳喘息の症状が出やすくなります。風邪をひいた後、気管や気管支に粘着している異物をしっかり取り除こうと体が反応するために起こります。

1)原因
大気汚染物質を吸着した黄砂
多数の化学物質を添加されたタバコを燃焼させた煙の喫煙と受動喫煙
部屋の中や衣服から出てくる防虫剤の揮発成分
インフルエンザの予防接種などに含まれる微量の有機水銀や鶏卵
室内外の温度差、運動、飲酒、ストレス、ホコリやダニなどのいわゆるハウスダスト

2)検査
血液検査ではアレルギー反応がある
個々の抗原での特異的IgEが陽性
好酸球増多
呼吸機能検査は正常である。ただし、末梢気管支は狭窄している
胸部レントゲンには異常なし
聴診上、狭窄音を認めない

3)特徴
喘鳴を伴わない咳嗽が8 週間(3 週間)以上持続する。
発熱などの症状を伴わず、咳が続く。
他に原因となる病気が無いのに、咳が続く。
風邪の後に続いておこることが多いので、「風邪がいつまでも治らない」と思い込みやすい。
ゼーゼー、ヒューヒューの音が無い。
痰はあまり出ない。
咳は夜間から明け方に多い。就寝時,深夜あるいは早朝に悪化しやすいが,昼間にのみ咳を認める場合も存在する。
冷たい空気、タバコの煙、会話(特に精神的プレッシャーのある言葉を受けた時)、運動などで咳こみやすい。
風邪薬や咳止めが効かない。
男性よりも女性の方が多い。

4)治療
咳喘息の治療方針は,典型的喘息と基本的には同様であり,吸入ステロイドが第1 選択薬となる.
既治療例で症状が残っていたら吸入ステロイドを高用量まで増量しながら適宜他の長期管理薬を追加する. すぐに吸入ステロイド薬をやめてしまうと再発する可能性があります。咳喘息はそのまま自然に改善することもありますが、約30%が喘息に移行し、再発をくり返すこともあります。
1. 軽症例
中用量の吸入ステロイド単剤で加療する。薬剤の特徴を理解し,患者に適した,咳が惹起されにくい薬剤を選択する.治療効果が乏しい場合,他の吸入ステロイドへの変更により改善することが少なくない.
2. 中等症以上
中〜高用量吸入ステロイドを中心に,必要に応じて長時間作用性β2 刺激薬,ロイコトリエン受容体拮抗薬,徐放性テオフィリン製剤を併用し,吸入ステロイドの増量も考慮する.
3. 悪化時の治療
上気道炎などによる悪化時や,吸入ステロイドにより咳嗽が誘発される場合,連夜の睡眠障害など症状が強い場合には,短時間作用性吸入β2 刺激薬を頓用で用いながら、経口ステロイド薬を短期間併用する(プレドニゾロン20 〜30 mg / 日を3 〜 7 日間,最長14 日間以内にとどめる)。
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