パニック障害

パニック障害

パニック障害の症状
パニック障害の症状

定型的なパニック障害は、突然生じるパニック発作によって始まり、呼吸や心拍数が増加する。続いてその発作が再発するのではないかと恐れる予期不安が生じ、さらに長期化するにつれて、症状が生じた時に逃れられない場面を回避し、広場恐怖症が生じる。

■症状
1)パニック発作
満員電車などの人が混雑している閉鎖的な狭い空間、車道や広場などを歩行中に突然、強いストレスを覚え、動悸、息切れ、めまいなどの自律神経症状と強烈な不安感に襲われる。

2)予期不安
パニック発作に強烈な恐怖を感じる。このため、また発作が起きるのではないかと、不安を募らせていく。

3)広場恐怖症
パニック発作の反復とともに、患者は発作が起きた場合にその場から逃れられないと妄想するようになる。さらに不安が強まると、患者は家にこもりがちになり、一人で外出できなくなることもある。

原因
1) ストレスや過労や不眠。
2) 脳の不安感を抑える働きのあるセロトニンの機能不全。
3) 脳内ノルアドレナリンの過敏、過活動。
4) 薬物による原因

喫煙はパニック障害の発症リスクを増加させる。
カフェインのような覚醒作用を持つ薬物。
アルコールは初期のパニック症状を緩和させる一方、中長期のアルコール使用はパニック障害を引き起こし悪化させる。

診断
診断基準には、アメリカ精神医学会の『精神障害の診断と統計マニュアル』第4版(DSM-IV)が用いられることが多い。
パニック発作の基準は、動悸、心拍の増加、発汗、震え、息苦しさ、窒息感、胸の不快感、嘔気や腹部の不快感、めまい、現実感の喪失、自制できない恐怖、死への恐怖、感覚麻痺やうづきのような異常感覚、冷感や熱感といった4つ以上が発症し10分以内にピークとなること。

アメリカ精神医学会の『精神障害の診断と統計マニュアル』第4版(DSM-IV)では、
1) 診断基準Aが、予期しないパニック発作が繰り返して起こっており、発作についての心配が1か月以上続いていること。
2) 診断基準Bは、広場恐怖の有無である。
実際の臨床場面では、パニック障害は、広場恐怖を伴う慢性化したものと、広場恐怖を伴わない軽症例の2つに区分される。
3) 診断基準Cが、他の薬物や身体疾患によるものでないこと。
4) 診断基準Dが他の精神障害ではないこと。

合併精神疾患
うつ病50〜65%、
社交障害15〜30%、
強迫性障害8〜10%
睡眠障害 80%

■合併精神疾患
1) 心理療法
心理療法の中で認知行動療法などが有効である。
認知行動療法では、基本的には考え方を修正して、不安に振り回されず、不安から逃れず、不安に立ち向かう練習を行う方法です。
暴露療法とは、不安が誘発される状況に体験的に身を置き、回避しないことで徐々に慣れ、不安や恐怖のために避けている場所や状況に少しずつ慣らし、経験を積んで自信をつけていく方法です。

2) 薬物療法
当院では、SSIRとベンゾジアゼピンを服用し、SSRIの効果が出てきたら、ゼンゾジアゼピンは中止とするようにしています。

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