2015年12月16日 水曜日

新宿で健康保険を使ってのパニック障害の治療を受けられる?

パニック障害というのは昔でいう不安障害のことです。突如他の人にはなんでもないことに恐怖を抱き、激しい動悸、過呼吸、発汗、全身の震えなどを感じ、パニックを起こすという病気です。精神の抗不安剤などがよく効くので精神病のくくりになっていましたが、最近の研究では脳の障害であるという見方が増えてきています。
 パニック障害というのは大体が自律神経の失調からおこる肉体の変化です。ですから精神科というよりは心療内科での受診になります。最初は身体の異常を感じ、内科や耳鼻咽喉科へ行く人が多いのですが、そこで何も異常が見付からないとなれば、早いうちに心療内科を受診することです。心療内科ではパニック障害の治療にあたって、健康保険を使うことが出来ます。新宿付近にお住まいの方が病院を探すのであれば、新宿の心療内科で検索してみて下さい。都会にはパニック障害の人間も多くいますから、新宿には必ず心療内科があるはずです。出来るだけ口コミでも良いところを選びましょう。あとは担当医師との相性があるので、違うなと思えば遠慮せずに病院を変えることも大事です。健康保険証を出し、通院が多くて金銭的に苦しいときは医者に相談もしましょう。給付金が出る場合もあります。
 パニック障害は主に行動療法と投薬によって治療します。パニック発作が起こったとき、起こりそうなときに飲む頓服と、普段から脳内物質をコントロールするための抗鬱剤や抗不安剤を処方されるでしょう。薬はよく効き発作の回数は目に見えて減るでしょうが、元々ストレスや過労が原因となって起こる病気ですから、出来るだけストレスを抱えないように生活を変えていくことも大切です。主な症状として身体の急激な変化による「死ぬかもしれない」という恐怖があげられますが、広域恐怖症というものになってしまい、人が多い場所、広い場所、狭い場所、逃げ場がないと認識してしまう電車やバスなどの交通機関など、今まで平気で使用していた全てのものに恐怖を抱き、家から出られなくなる人もいます。薬は飲みながら、体調の良いときに家族と一緒に少しずつ外出するなどの行動療法も試していきましょう。恐怖を感じた時に、何でもない、大丈夫だと自分が思い込むことが出来るようになれば、発作はなくなっていきます。発作がなくなれば外へでることも大丈夫になり、医者と相談して薬の減薬にも移行できます。パニック障害は治る病気である、と考えて希望を失わず、ゆっくりと治療していきましょう。

投稿者 寺尾クリニカ

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