朝日新聞連載記事

2017年12月14日 木曜日

朝日新聞に連載vol3



Q
長引く咳について教えて下さい。

A
咳の持続する期間の目安としては、3週間以上8週間未満を遷延性咳嗽、8週間以上を慢性咳嗽と定義します。この様な咳を鑑別するための主な検査は、次のものです。
①血液検査
白血球数とCRPで、炎症の有無、アレルギーの関与などが分かります。
②喀痰検査
喀痰を伴う時には、喀痰の培養や細胞診を行い、肺結核症や肺癌などを鑑別します。
③胸部写真
肺結核症、肺癌、COPD(慢性閉塞性呼吸器疾患)、間質性肺炎などを鑑別します。
④呼吸機能検査
気道狭窄の有無などを調べる検査であり、咳喘息、気管支喘息、COPDの診断に役立ちます。

次に、外来で多く経験する咳喘息についてお話し致します。喘鳴(ぜーぜー)や呼吸困難を伴わない遷延性慢性咳嗽が主な症状です。特徴としては、咳は夜間から明け方に悪化することが多く、成人では女性に多い傾向にあります。風邪、冷気、運動、喫煙、温度差、花粉、ストレスなどが誘因となります。アレルギー反応が陽性の事が多く、呼吸機能検査では、抹消気道閉塞を示すことがあります。治療は、吸入ステロイドが基本です。予後は、成人では約30%が喘息に移行し、再発する事が多いです。

投稿者 Genova

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