朝日新聞連載記事

2018年7月 2日 月曜日

朝日新聞に連載vol5



Q
最近、階段を登る時の息切れがひどく、近くの医院を受診したら「肺気腫」と診断されました。完治しないと言われたのですが、本当でしょうか?良い治療法などはありますか?

A
現在、肺気腫と慢性気管支炎を合わせてCOPD(慢性閉塞性肺疾患)と呼びます。よって、ここではCOPDについてお話し致します。COPD患者の90%は喫煙者であり、非喫煙者に比べて喫煙者ではCOPDの発症リスクが高くなります。ただし、喫煙者全員がCOPDを発症するわけではありません。特に炎症が肺胞に至ってしまう場合(肺気腫)は、肺胞が破壊されてしまうので完治することはありません。日本においては、軽症、中等度のCOPDが多く、特に軽症が多くなっています。COPDにおいては肺がん、心筋梗塞、心房細動などの不整脈が発症することが多く注意する必要があります。従って、治療は、肺癌、心筋梗塞を予防のために禁煙をし、感染予防のために肺炎球菌予防ワクチンを接種し、体力維持のために適度な運動が必要です。また、COPDの症状(呼吸苦)を緩和するためには気管支拡張の吸入が有効です。最近は抗コリン剤β2刺激剤を混合した気管支拡張剤の吸入剤が最も有効である事が示されています。また、COPDは肺がんを併発することが多く、胸部CTなどで経過を観察することも必要です。
<病気分類>GOLDや日本呼吸器学会の分類では、COPDの重症度はスパイロメトリー検査により、1秒量の正常値に対するパーセント(FEV1/predicted FEV1)で、0期(COPD予備軍)およびⅠ期~Ⅳ期5期に分類される。

投稿者 Genova

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