寺尾クリニカブログ

2020年6月21日 日曜日

新型コロナによる肺の障害は怖い

新型コロナ感染から回復した人は、肺に後遺症がかなりの確率が起こることが、イタリア、オランダ、アメリカなどの国でいわれています。また「武漢の患者63名のうち18%に肺繊維症の兆候が見られ、症状改善後も、胸のCT画像が通常に戻るまで6週間以上かかった患者もいる」ともいわれています。日本においても、新型コロナに感染した医師が、肺の後遺症で呼吸苦が起こり仕事に支障をきたしていると報道されています。20歳台、30歳台の人は症状が少ないと言われていますが、感染すれば肺に後遺症が生じる可能性が十分あります。しかも喫煙していると死に至ることもあります。また、新型コロナに1回感染すれば、必ず抗体ができて以後感染しないとは言えません。また、この抗体は長期に存在するとは言えません。つまり、何回でも感染する可能性があり、肺の障害が進行する可能性が高まると思います。新型コロナを甘く考えている若い世代の人が一番危険です。特に、夜の盛り場で濃厚な接待をしている人は非常に危険だと思います。ご家族(育てたくれたご両親)や大切な人に感染を起こさせないためにも、あとで後悔しないような生活(マスクを装着して1m以上距離をとり濃厚な接触をしない)をしましょう。



投稿者 寺尾クリニカ

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