寺尾クリニカブログ
2023年11月27日 月曜日
最近、受動喫煙で受診される方が多いです
今月は、受動喫煙で悩まれている方が多く受診されています。
職場、住居においてタバコの煙に曝露されて、さまざまな症状が出現されています。
根本的な治療はタバコの煙に曝露されない事です。
職場においては、環境の改善を職場に要求することが一番ですので、そのために職場に提出する診断書をお書き致します。
受動喫煙でお悩みの方はご連絡下さい。
職場、住居においてタバコの煙に曝露されて、さまざまな症状が出現されています。
根本的な治療はタバコの煙に曝露されない事です。
職場においては、環境の改善を職場に要求することが一番ですので、そのために職場に提出する診断書をお書き致します。
受動喫煙でお悩みの方はご連絡下さい。
投稿者 寺尾クリニカ | 記事URL
2023年9月25日 月曜日
コロナの感染拡大に関して
コロナ(変異株)の感染拡大が止まりません。
当院に通院中の方もかなり感染しています。
要因は色々あると思います。
マスクをする人の減少、テレワ-クの減少、ワクチン接種の減少、外国人観光客の増加などが考えられます。
さらに、春に接種したワクチンの効果があまりなかったことも考えられます。
このことに関しては、接種する前に配布された資料に30-40%位しか効果がないことが示されていました。
従って、変異株対応のワクチンをもっと前に接種すべきであったと考えます。
また、5類に下げても、現在、コロナは変異をして感染し易くなっていることを行政は公衆衛学的に
国民の健康を守るために国民に公表し、これ以上感染が拡大しないように注意喚起すべきだと思います。
当院に通院中の方もかなり感染しています。
要因は色々あると思います。
マスクをする人の減少、テレワ-クの減少、ワクチン接種の減少、外国人観光客の増加などが考えられます。
さらに、春に接種したワクチンの効果があまりなかったことも考えられます。
このことに関しては、接種する前に配布された資料に30-40%位しか効果がないことが示されていました。
従って、変異株対応のワクチンをもっと前に接種すべきであったと考えます。
また、5類に下げても、現在、コロナは変異をして感染し易くなっていることを行政は公衆衛学的に
国民の健康を守るために国民に公表し、これ以上感染が拡大しないように注意喚起すべきだと思います。
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2023年9月10日 日曜日
変異株とXBB対応ワクチンについて
現在、変異株やXBB対応ワクチンについて国は国民にほとんど情報を開示してませんので、国立感染症研究所からの情報をお示し致します。この情報がワクチン接種の判断材料になれな幸いです。
①「BA.2.86系統」という変異株が検出される国が増えてきており、2023年9月9日までに14カ国で100例以上の患者からBA.2.86系統が分離されたと報告されています。日本国内でも2023年9月7日に初症例が報告されました。
「BA.2.86系統」は、「BA.2」という2022年に流行したオミクロン株から派生したものです。現在、世界中で主流になっているのはXBB系統と呼ばれる組替え体から派生したものですので、それとは異なる変異株ということになります(いずれも同じオミクロン株系統ではあります)。日本国内では現時点では「BA.2.86系統」に感染するリスクは低く、現在の流行はXBB系統と呼ばれる他の変異株によるものです。
②まだ世界でも日本国内でも爆発的に広がっている状況ではない「BA.2.86系統」に、世界中が注目しているのは、この「BA.2.86系統」がBA.2系統と比較して30以上、XBB.1.5系統と比較して35以上の変異を、ワクチンや中和抗体薬の標的となるスパイク蛋白に生じているためです。
2021年末にオミクロン株が登場した際、その変異数の多さから免疫逃避と呼ばれるワクチンや過去の免疫から逃れる能力が高いことが懸念され、実際に爆発的な流行へと繋がりました。
この「BA.2.86系統」は、免疫逃避は極めて強いものの、細胞への感染力はXBB系統と比べると低くなっている、という実験室での研究が発表されています。過去にXBBに感染した人やワクチン接種者の持つ免疫は「BA.2.86系統」を十分に中和できなかったという結果が報告されています。
③これらの実験室の結果からは、「感染力は強くないが、免疫逃避は強い」という「BA.2.86系統」の特徴が見えてきます。
しかし、現実社会での感染力についてはまだ分かっていないことが多く、イギリスでは高齢者施設でのアウトブレイクが報告されています。33人のうち、29人がアウトブレイクの4ヶ月前に新型コロナワクチンをブースター接種していたとのことであり、やはり免疫逃避が強いことが疑われます。
⓸免疫逃避が強いとされる「BA.2.86系統」ですが、心配されるのは、この秋から接種が開始される予定のXBB対応ワクチンは、この変異株にある程度有効であると推測されます。
XBB対応ワクチンを接種した人の血液を用いて、様々な変異株に対する中和抗体価を解析した研究では、「BA.2.86系統」に対しても良好な反応が得られた、という結果でした。なお、日本国内で拡大しているEG.5などのXBB系統に対しても中和抗体価の上昇がみられています。このことからは、これから接種が始まるオミクロン株XBB.1.5系統対応ワクチンは、「BA.2.86系統」に対してもある程度は効果が期待できることが推測されます。
現時点では、オミクロン株が登場したときほどの爆発的な拡大はみられていませんが、今後の感染予防のために、これから始まるオミクロン株XBB.1.5系統対応ワクチンを接種することは意義があると考えます。
①「BA.2.86系統」という変異株が検出される国が増えてきており、2023年9月9日までに14カ国で100例以上の患者からBA.2.86系統が分離されたと報告されています。日本国内でも2023年9月7日に初症例が報告されました。
「BA.2.86系統」は、「BA.2」という2022年に流行したオミクロン株から派生したものです。現在、世界中で主流になっているのはXBB系統と呼ばれる組替え体から派生したものですので、それとは異なる変異株ということになります(いずれも同じオミクロン株系統ではあります)。日本国内では現時点では「BA.2.86系統」に感染するリスクは低く、現在の流行はXBB系統と呼ばれる他の変異株によるものです。
②まだ世界でも日本国内でも爆発的に広がっている状況ではない「BA.2.86系統」に、世界中が注目しているのは、この「BA.2.86系統」がBA.2系統と比較して30以上、XBB.1.5系統と比較して35以上の変異を、ワクチンや中和抗体薬の標的となるスパイク蛋白に生じているためです。
2021年末にオミクロン株が登場した際、その変異数の多さから免疫逃避と呼ばれるワクチンや過去の免疫から逃れる能力が高いことが懸念され、実際に爆発的な流行へと繋がりました。
この「BA.2.86系統」は、免疫逃避は極めて強いものの、細胞への感染力はXBB系統と比べると低くなっている、という実験室での研究が発表されています。過去にXBBに感染した人やワクチン接種者の持つ免疫は「BA.2.86系統」を十分に中和できなかったという結果が報告されています。
③これらの実験室の結果からは、「感染力は強くないが、免疫逃避は強い」という「BA.2.86系統」の特徴が見えてきます。
しかし、現実社会での感染力についてはまだ分かっていないことが多く、イギリスでは高齢者施設でのアウトブレイクが報告されています。33人のうち、29人がアウトブレイクの4ヶ月前に新型コロナワクチンをブースター接種していたとのことであり、やはり免疫逃避が強いことが疑われます。
⓸免疫逃避が強いとされる「BA.2.86系統」ですが、心配されるのは、この秋から接種が開始される予定のXBB対応ワクチンは、この変異株にある程度有効であると推測されます。
XBB対応ワクチンを接種した人の血液を用いて、様々な変異株に対する中和抗体価を解析した研究では、「BA.2.86系統」に対しても良好な反応が得られた、という結果でした。なお、日本国内で拡大しているEG.5などのXBB系統に対しても中和抗体価の上昇がみられています。このことからは、これから接種が始まるオミクロン株XBB.1.5系統対応ワクチンは、「BA.2.86系統」に対してもある程度は効果が期待できることが推測されます。
現時点では、オミクロン株が登場したときほどの爆発的な拡大はみられていませんが、今後の感染予防のために、これから始まるオミクロン株XBB.1.5系統対応ワクチンを接種することは意義があると考えます。
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2023年7月30日 日曜日
コロナ患者の最新の情報(NHKより)
厚生労働省によりますと、今月23日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は前の週から1万4451人増えて6万8601人となりました。
また、1つの医療機関当たりの平均の患者数が13.91人となり、前の週の1.26倍となっています。
都道府県別では多い順に
▽佐賀県が27.44人
▽宮崎県が24.47人
▽長崎県が22.94人
▽沖縄県が22.43人
▽熊本県が22.05人などとなっていて、
45の都道府県で前の週より増加しました。
今月23日までの1週間に新たに入院した人は全国で8983人で、前の週と比べて1281人の増加となりました。
5類移行後に初めて公表された死亡者数について、「公表されたのは5月の死亡者数だが、この時期は感染者数が少なかったため、死亡者の数は感染が拡大していた時期に比べてかなり少なくなっている。その後、6月、7月と感染者が増えているので、それに比例して死亡者数が増加している可能性がある」と指摘しました。
また、1つの医療機関当たりの平均の患者数が13.91人となり、前の週の1.26倍となっています。
都道府県別では多い順に
▽佐賀県が27.44人
▽宮崎県が24.47人
▽長崎県が22.94人
▽沖縄県が22.43人
▽熊本県が22.05人などとなっていて、
45の都道府県で前の週より増加しました。
今月23日までの1週間に新たに入院した人は全国で8983人で、前の週と比べて1281人の増加となりました。
5類移行後に初めて公表された死亡者数について、「公表されたのは5月の死亡者数だが、この時期は感染者数が少なかったため、死亡者の数は感染が拡大していた時期に比べてかなり少なくなっている。その後、6月、7月と感染者が増えているので、それに比例して死亡者数が増加している可能性がある」と指摘しました。
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2023年7月30日 日曜日
発熱および風邪症状の方へのお願い
最近、コロナ感染の方が増加しています。
特に高熱、38-39℃の方はほとんどがコロナに感染しています。
37.5℃位の方も可能性が高いです。
従って、来院される前にご自分で抗原検査を行い、陰性であることを確かめてから来院されるようにお願い致します。
しかし、先日ご自宅で検査して陰性の方が、当院で検査したら2人陽性でした。
兎に角、熱や風邪症状が出たら、コロナに感染したと考えて行動してください。
当院ではマスク着用、手の消毒をお願い致します。
コロナはまだ終わりではありません。
逆に増加しています。ほとんど変異した株です。
国はなにも情報を示さないだけです。
特に高熱、38-39℃の方はほとんどがコロナに感染しています。
37.5℃位の方も可能性が高いです。
従って、来院される前にご自分で抗原検査を行い、陰性であることを確かめてから来院されるようにお願い致します。
しかし、先日ご自宅で検査して陰性の方が、当院で検査したら2人陽性でした。
兎に角、熱や風邪症状が出たら、コロナに感染したと考えて行動してください。
当院ではマスク着用、手の消毒をお願い致します。
コロナはまだ終わりではありません。
逆に増加しています。ほとんど変異した株です。
国はなにも情報を示さないだけです。
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