寺尾クリニカブログ
2016年4月24日 日曜日
鬱病には発達障害が隠されている
大人の発達障害は現在、注目されており、当院でも最近増加傾向にあります。
しかし、発達障害は、見逃される傾向にあります。
当院でも、気分障害(鬱病、躁鬱病)と診断されている方に、ADHDやASD(アスペルガー)を合併している事が多いです。精神科で統合失調症と診断されている方にも、発達障害が見逃されていました。
医師が、気分障害の患者さんを診る時は、発達障害も疑って診察しなければならないと思います。
ADHDは薬の効果があり、症状が改善して社会生活もできるようになり、気分障害(鬱病、躁鬱病)も改善する傾向にあります。
ASD(アスペルガ-)には有効な薬はありませんが、いろいろな面において、考え方、行動の仕方を修正し、自分の得意分野を伸ばしてゆけば、ある程度は社会に適応できるようになります。
それに伴い、気分障害(鬱病、躁鬱病)も改善してゆきます。
ただ、注意すべきは、発達障害の方は、感情の変化を人に伝えるのが苦手で衝動的な行動にはしるので。自殺には注意する必要があります。
しかし、発達障害は、見逃される傾向にあります。
当院でも、気分障害(鬱病、躁鬱病)と診断されている方に、ADHDやASD(アスペルガー)を合併している事が多いです。精神科で統合失調症と診断されている方にも、発達障害が見逃されていました。
医師が、気分障害の患者さんを診る時は、発達障害も疑って診察しなければならないと思います。
ADHDは薬の効果があり、症状が改善して社会生活もできるようになり、気分障害(鬱病、躁鬱病)も改善する傾向にあります。
ASD(アスペルガ-)には有効な薬はありませんが、いろいろな面において、考え方、行動の仕方を修正し、自分の得意分野を伸ばしてゆけば、ある程度は社会に適応できるようになります。
それに伴い、気分障害(鬱病、躁鬱病)も改善してゆきます。
ただ、注意すべきは、発達障害の方は、感情の変化を人に伝えるのが苦手で衝動的な行動にはしるので。自殺には注意する必要があります。
投稿者 寺尾クリニカ