寺尾クリニカブログ
2025年12月11日 木曜日
体調の悪化は、環境に合わないサインです、障害者枠での不当労働に悩む方のとるべき行動
最近、外来に糖尿病の患者さんが再診で来院されました。随分前から糖尿病の治療をしていますが、体重が減らず、血糖値、HbA1cが増加してますので食事指導を行いました。
お話を聴くとストレスを解消するために、我慢できずに過食するようでした。この患者さんは精神的な疾患があり障害者手帳があり、障害者枠で仕事をしています。
さらにお話を聞くとと、障害者枠なのに、一般の人と同等あるいはそれ以上の仕事をさせられでいることがストレスになり、つい過食になるということでした。
暫くして、パニック状態になり、興奮して大きな声で泣き始めました。
その時は他の患者さんが居なかったので良かったのですが、ここまでストレスが蓄積されていたのかと感じました。
私が、精神科の主治医ではないので、内科の医師としてなにができるか考え、いろいろ調べたところハロ-ワ-クに相談するのが一番であると考え、翌日ご本人にその旨を電話で伝えました。
今回のような事はあまり表に出てこないで、もみ消されているのではないかと思います。
そこで、弱い立場にある障害者の方がどのように対応すれば良いのかを示しますので、参考にして下さい。
まず、決してご自分を責めないで、我慢しないで、冷静に行動することです。
次に、ご自分のストレスになる要因を客観的に記録しておくことです。いつ、とこで、どのような業務で、その時精神的にどうであったのかなどを記録しておくと良いと思います。
そして、雇用条件との違いがあるかどうかを再認識する必要があります。
さらに、ハローワーク、地域障害者職業センタ-、主治医、労働基準監督署などに協力してもらい、業務内容の改善を要望することが出来ます。
このような手順で業務内容の改善を行うことで、ストレスが軽減し、それに伴い生活習慣が改善し、心身共に健康になり、自分らしい人生を送れると考えます。
不当な労働に悩まれている障害者のみなさん、泣き寝入りせず、悩まず、専門の人の力を借りて、ご自分の権利を確かなものにして健康を取り戻しましょう。
お話を聴くとストレスを解消するために、我慢できずに過食するようでした。この患者さんは精神的な疾患があり障害者手帳があり、障害者枠で仕事をしています。
さらにお話を聞くとと、障害者枠なのに、一般の人と同等あるいはそれ以上の仕事をさせられでいることがストレスになり、つい過食になるということでした。
暫くして、パニック状態になり、興奮して大きな声で泣き始めました。
その時は他の患者さんが居なかったので良かったのですが、ここまでストレスが蓄積されていたのかと感じました。
私が、精神科の主治医ではないので、内科の医師としてなにができるか考え、いろいろ調べたところハロ-ワ-クに相談するのが一番であると考え、翌日ご本人にその旨を電話で伝えました。
今回のような事はあまり表に出てこないで、もみ消されているのではないかと思います。
そこで、弱い立場にある障害者の方がどのように対応すれば良いのかを示しますので、参考にして下さい。
まず、決してご自分を責めないで、我慢しないで、冷静に行動することです。
次に、ご自分のストレスになる要因を客観的に記録しておくことです。いつ、とこで、どのような業務で、その時精神的にどうであったのかなどを記録しておくと良いと思います。
そして、雇用条件との違いがあるかどうかを再認識する必要があります。
さらに、ハローワーク、地域障害者職業センタ-、主治医、労働基準監督署などに協力してもらい、業務内容の改善を要望することが出来ます。
このような手順で業務内容の改善を行うことで、ストレスが軽減し、それに伴い生活習慣が改善し、心身共に健康になり、自分らしい人生を送れると考えます。
不当な労働に悩まれている障害者のみなさん、泣き寝入りせず、悩まず、専門の人の力を借りて、ご自分の権利を確かなものにして健康を取り戻しましょう。
投稿者 寺尾クリニカ































