寺尾クリニカブログ
2025年9月25日 木曜日
インフルエンザが流行しています
当院では9月下旬にインフルエンザに感染した患者さんが来院したのは初めてです。
今年はインフルエンザの流行が早いようです。
中学生でも学級閉鎖している所もあるようです。
ワクチンは10月1日からですので、今年は早めに予防接種をすることをお勧めします。
ご希望の方はご連絡下さい。
今年はインフルエンザの流行が早いようです。
中学生でも学級閉鎖している所もあるようです。
ワクチンは10月1日からですので、今年は早めに予防接種をすることをお勧めします。
ご希望の方はご連絡下さい。
投稿者 寺尾クリニカ | 記事URL
2025年9月21日 日曜日
難治性喘息に対しての生物学的製剤の投与について
一般社団法人日本呼吸器学会によるガイドラインでは以下の2点を満たす場合に難治性喘息と判断されます。
1.コントロールに高用量吸入ステロイド薬および長時間作用性β2刺激剤、必要に応じてロイコトリエン受容体拮抗薬、テオフィリン徐放製剤、長時間作用型抗コリン薬、経口ステロイド薬、生物学的製剤の投与を要する喘息、またはこれらの治療でもコントロール不良な喘息
2.コントロール不良にさせる因子に十分対応するにもかかわらず、なおコントロール不良であるか、治療を減少させると悪化する喘息
軽症例まで含めると、日本国内の人口のうち10%ほどが喘息の症状を持ったことがあると推定されており、そのうちの5%ほどは難治性喘息であると考えられています。
生物学的製剤は、色々な炎症性疾患の治療に用いられております。難治性喘息においても5種類の生物学的製剤を投与されております。当院においても何人かの患者さんに投与して効果は出ております。しかし、値段が高価であり患者さんの経済的負担が多く,当院では医療券を持っている患者さんに投与しております。また、治療中に感染症(結核など)が発症することがあり、さらに長期投与の安全性に関してはまだ確立されておりません。従って、今後これらの問題に関して十分検討が必要であると考えます。
1.コントロールに高用量吸入ステロイド薬および長時間作用性β2刺激剤、必要に応じてロイコトリエン受容体拮抗薬、テオフィリン徐放製剤、長時間作用型抗コリン薬、経口ステロイド薬、生物学的製剤の投与を要する喘息、またはこれらの治療でもコントロール不良な喘息
2.コントロール不良にさせる因子に十分対応するにもかかわらず、なおコントロール不良であるか、治療を減少させると悪化する喘息
軽症例まで含めると、日本国内の人口のうち10%ほどが喘息の症状を持ったことがあると推定されており、そのうちの5%ほどは難治性喘息であると考えられています。
生物学的製剤は、色々な炎症性疾患の治療に用いられております。難治性喘息においても5種類の生物学的製剤を投与されております。当院においても何人かの患者さんに投与して効果は出ております。しかし、値段が高価であり患者さんの経済的負担が多く,当院では医療券を持っている患者さんに投与しております。また、治療中に感染症(結核など)が発症することがあり、さらに長期投与の安全性に関してはまだ確立されておりません。従って、今後これらの問題に関して十分検討が必要であると考えます。
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2025年8月17日 日曜日
新型コロナ患者の増加
厚生労働省によりますと今月10日までの1週間に全国およそ3000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は前の週から1761人増えて2万3126人となりました。
また、1つの医療機関当たりの平均の患者数は6.13人で前の週の1.11倍となり、8週連続で前の週から増加しました。
都道府県別では多い順に▽宮崎県が14.71人▽鹿児島県が13.46人▽佐賀県が11.83人▽熊本県が10.78人▽沖縄県が10.42人などとなっていて、40の都道府県で前の週より増加しています。
当院では、今月はコロナ感染の患者さんはいませんが、ご家族や知人に感染者がでています。
熱中症とともにコロナ感染にもご注意下さい。
また、1つの医療機関当たりの平均の患者数は6.13人で前の週の1.11倍となり、8週連続で前の週から増加しました。
都道府県別では多い順に▽宮崎県が14.71人▽鹿児島県が13.46人▽佐賀県が11.83人▽熊本県が10.78人▽沖縄県が10.42人などとなっていて、40の都道府県で前の週より増加しています。
当院では、今月はコロナ感染の患者さんはいませんが、ご家族や知人に感染者がでています。
熱中症とともにコロナ感染にもご注意下さい。
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2025年8月 3日 日曜日
夏休暇について
今年の夏休暇は8月10日から14日までです。
ご迷惑をお掛け致しますが、ご了承下さい。
熱中症以外に、コロナ感染、その他蚊を媒介とする感染症に気おつけてください。
色々な事件、事故も多いので十分気おつけてください。
ご迷惑をお掛け致しますが、ご了承下さい。
熱中症以外に、コロナ感染、その他蚊を媒介とする感染症に気おつけてください。
色々な事件、事故も多いので十分気おつけてください。
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2025年7月31日 木曜日
梅毒の現状
国立感染症研究所によりますと、2024年に全国から報告された梅毒の感染者数は1万4663人と、現在の方法で統計を取り始めて以降最も多かった2023年の1万4906人に次いで過去2番目に多くなりました。
都道府県ごとに見ますと
▽東京都が3703人 ▽大阪府が1906人 ▽福岡県が880人 ▽愛知県が846人などと大都市で多くなっており、東京都がもっとも多いです。
一方、2023年からは大都市圏以外でも増加しています。
特徴的なのは、20代の若い女性の患者が増えていることです。原因としては SNSなどを通じて出会いの場が増え、不特定多数の相手と性交渉をする機会が増えていることが考えられます。
新宿の歌舞伎町では「たちんぼ」と言われる若い女性が多く、たびたび警察官に逮捕されています。
梅毒は「梅毒トレポネーマ」と呼ばれる細菌に感染して起こる性感染症です。性的接触には、普通の性器の接触による性交だけでなく、オーラルセックスやアナルセックスなどで、粘膜や皮膚から感染します。
梅毒は感染してすぐには症状が出ず、3週間前後に性器にしこりやただれができます。症状が現れたり消えたりを繰り返しながら徐々に全身を侵していく感染症です。症状がいったん消えるため、アレルギ-疾患などと見逃されやすく、さらに感染を広げてしまう危険性が大きいといえます。
梅毒の診断は、血液検査で抗体を検出することです。検査は、感染から約4週以上経過しないと陽性反応が出ないため、症状が現れてすぐに検査をしても陰性になる場合があります。
都道府県ごとに見ますと
▽東京都が3703人 ▽大阪府が1906人 ▽福岡県が880人 ▽愛知県が846人などと大都市で多くなっており、東京都がもっとも多いです。
一方、2023年からは大都市圏以外でも増加しています。
特徴的なのは、20代の若い女性の患者が増えていることです。原因としては SNSなどを通じて出会いの場が増え、不特定多数の相手と性交渉をする機会が増えていることが考えられます。
新宿の歌舞伎町では「たちんぼ」と言われる若い女性が多く、たびたび警察官に逮捕されています。
梅毒は「梅毒トレポネーマ」と呼ばれる細菌に感染して起こる性感染症です。性的接触には、普通の性器の接触による性交だけでなく、オーラルセックスやアナルセックスなどで、粘膜や皮膚から感染します。
梅毒は感染してすぐには症状が出ず、3週間前後に性器にしこりやただれができます。症状が現れたり消えたりを繰り返しながら徐々に全身を侵していく感染症です。症状がいったん消えるため、アレルギ-疾患などと見逃されやすく、さらに感染を広げてしまう危険性が大きいといえます。
梅毒の診断は、血液検査で抗体を検出することです。検査は、感染から約4週以上経過しないと陽性反応が出ないため、症状が現れてすぐに検査をしても陰性になる場合があります。
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