寺尾クリニカブログ

2021年8月 9日 月曜日

コロナウイルスのラムダ株について

 ペルーはコロナウイルス感染者数が200万人を超え、死者数は20万人であり、人口10万人当たりの死者数約600人は世界最多です。昨年8月、ペルーで見つかったラムダ株の感染が広がっています。今年4月以降のペルーでのコロナウイルス感染者の81%がラムダ株です。アルゼンチンやチリでも3割を占め、米国、ドイツ、イスラエルなど南米以外でもラムダ株が確認されており、現時点で29カ国に広がっています。
 WHO(世界保健機関)は感染力の強さに加え、体内にある抗体は侵入したウイルスを確認できず、ブロックできない可能性があると指摘しています。つまりワクチンの効果がかなり低下すると考えられます。WHOはラムダ株を「注目すべき変異株」(VOI)に指定しました。厚労省もWHOの指定を伝えています。しかし、厚労省はこの点に関してまだあまり重要視していないようです。現在オリンピックは閉会しましたが、パラリンピックが開催されるとなると、ラムダ株が今後増加する可能性がありますので注意が必要だと思います。
 


投稿者 寺尾クリニカ

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