寺尾クリニカブログ
2024年11月29日 金曜日
結核は昔の病気ではないです。
結核とは、結核菌という細菌による慢性感染症です。
患者のくしゃみや咳の際に体外に排出された結核菌は微細な大きさのため、なかなか落下せず空気中を漂っています。
近くにいる人が結核菌を吸うと感染します。しかし、食器などの物から結核がうつることはありません。
日本は先進国の中では結核に罹患する患者が最も多いです。
この結核菌を肺の奥深くまで吸い込んで、小さな病変ができて、時には肺の入り口のリンパ節が腫れた段階で感染が成立したことになります。
感染しても発病する人は10%程度です。
多くの場合は人の免疫の力で抑えられますが、吸い込んだ菌が非常に多い場合や、免疫が低下している場合には結核症に進むことになります。
症状としては、せき、たん、血たん、だるさ、発熱、寝汗、体重減少などが出ることもあります。
2週間以上せきが続く場合、血たんがある場合には医療機関を受診して胸部エックス線検査を受けましょう。
結核は過去の病気ではありませんので注意が必要です。
患者のくしゃみや咳の際に体外に排出された結核菌は微細な大きさのため、なかなか落下せず空気中を漂っています。
近くにいる人が結核菌を吸うと感染します。しかし、食器などの物から結核がうつることはありません。
日本は先進国の中では結核に罹患する患者が最も多いです。
この結核菌を肺の奥深くまで吸い込んで、小さな病変ができて、時には肺の入り口のリンパ節が腫れた段階で感染が成立したことになります。
感染しても発病する人は10%程度です。
多くの場合は人の免疫の力で抑えられますが、吸い込んだ菌が非常に多い場合や、免疫が低下している場合には結核症に進むことになります。
症状としては、せき、たん、血たん、だるさ、発熱、寝汗、体重減少などが出ることもあります。
2週間以上せきが続く場合、血たんがある場合には医療機関を受診して胸部エックス線検査を受けましょう。
結核は過去の病気ではありませんので注意が必要です。
投稿者 寺尾クリニカ