寺尾クリニカブログ

2013年6月30日 日曜日

うつ病が再発して休職する方が多いです。

うつ病最近、うつ病が再発して休職する方が多いです。
うつ病の再発は50-80%と言われています。
うつ病を再発しやすい方の特徴は、真面目すぎる、責任感が強い、人眼が気になる、自己評価が低いなどです。
うつ病の治療は、薬の内服に加えて認知行動療法が必要です。
つまり、考え方を前向きにし、自己評価を高くする様にトレーニングして、物事に対応する力を付けてゆくのです。当院でも、この方法で社会復帰した方は多くいらっしゃいます。
あせらず、ゆっくり時間をかけてうつ病を治して行きましょう。

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2013年6月30日 日曜日

子宮頸がんワクチンの接種に関して

4月1日から定期接種されていた子宮頸がんワクチンの接種は、長期的な痛みやしびれなどを訴える人が相次いでいるため、厚生労働省は6月14日、一時的に接種の推奨を控える方針を決めた。接種は中止しないものの、自治体に対し、対象者に個別の案内を出さないよう勧告し、医師にも積極的に勧奨すべきではないと通達してきた。
厚生労働省のまとめによると、子宮頸がんの予防ワクチン接種後、医療機関から報告された発熱やアナフィラキシーショックなどの副作用が2010年11月~2013年3月に計1196件に上っている。うち106件は障害が残るなど重篤なケースだったという。
この様な厚生労働省の対応は間違っている。ここまで問題が起きているなら、あいまいな方針ではなく、完全に接種を中止にして、外国のデータを含めて再度検討して安全性を十分に確立してから、接種すべきかを決めるべきです。この国には計画性、緻密性が欠如しており、何か起きないと何もしません。今回の様に、いろいろなことに対して、国民が行動で示し国を動かす必要があります。

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2013年6月30日 日曜日

いびき、日中の眠気がある人は検査をしてください。

米国心臓学会(ACC)は6月11日、閉塞性睡眠時無呼吸は、心臓突然死のリスクを有意に高める可能性があると報告しました。
本試験では、1万701人を平均5.3年間追跡調査し、睡眠時無呼吸と心臓突然死との関係を検討した。心臓突然死は142人に見られた。最も多かった予測指標は、年齢60歳、無呼吸のエピソードが1時間に20回、酸素飽和度78%未満であった。
無呼吸と低呼吸を合わせて睡眠中1時間当たり5回以上認め、しかも日中の眠気、いびきなど特徴的な症状がある場合に睡眠時無呼吸と診断します。これには閉塞性と中枢性があります。
日本には現在200から300万人いると言われている睡眠時無呼吸症候群ですが、きずかずに診断されていない方、診断されても治療してない方を非常に多いです。先日も当院で診断しましたが、治療費が高いので治療しませんでした。今回の米国の報告は、この病気が非常に恐ろしい病気であることを示していますので、いびき、日中の眠気、集中力の低下などがある方は是非、ご相談下さい。治療をすれば、必ず症状は改善し、仕事の能率もよくなります。

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2013年6月28日 金曜日

喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)

最近、喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)で来院される方が多いです。
喘息に関しては、しばらく来院せず、再度発作を起こして来院される方が多いです。
喘息は予防が大切なので、自分の判断で治療を中止するのは危険です。
COPDは、治療により症状は改善しますので、諦めず治療をしましょう。

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2013年6月26日 水曜日

こどものうつ病

欧米の研究によれば、児童期のうつ病有病率は0.5~2.5%、思春期・青年期は2.0~8.0%といわれています。
経済的な理由で共稼ぎが当たり前となり、少子化が進行している現代社会にあって、子どものうつ症状も確実に増えています。
子どものうつ病の症状は、大人のうつ病とは少し違います。お腹や頭が痛い、体がだるいといった身体的な不調の訴えであることも多いです。
子どもは、心身共に発達過程にあり、落ち込んだ気分を大人のように言葉で表現できないため、行動や身体症状として現れることが多いです。
先日、来院された子どもさんは13歳で、頭痛や倦怠感が主訴でした。悩みがあっても母親に相談できず、学校でも担任の先生にも相談せず、一人で悩んでいました。あまりにも調子が悪いので、小児科を受診しましたが異常はなく、当院に来院されました。子どもさんと話してゆくうちに、原因がわかりました。
やはり、親が子どもをいつも観察して、いつもと違っておしいなと感じたら、子供と話し合い、何か悩み事があるのかを調べることが大切です。
親は、仕事も大切ですが、子どもを一人の立派な人間に育てることも大切です。

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