寺尾クリニカブログ

2013年8月11日 日曜日

貧血は危ない

国神経学会(ANN)は2013年7月31日、学会誌Neurologyにて新たな試験を発表し、貧血、すなわち赤血球数低下がある場合は認知症のリスクが高くなることを紹介した。

 本試験の著者でありカリフォルニア大学のKristine Yaffe氏は、「65歳以上の高齢者における貧血発症率は23%に上る。本疾患は、高齢者の死亡リスク増大と関連することが示されている」と述べている。

 本試験はアメリカ国立衛生研究所とアメリカ健康支援財団の支援を受けて実施。70-79歳の高齢者2552人に対して貧血検査と記憶力と思考力のテストを11年間にわたり実施した。試験開始時に貧血が見られた参加者は393人。試験終了時には445人(約18%)が認知症を発症。

 試験の結果、試験開始時に貧血がある者は、貧血のない者より認知症発症リスクが約41%高かった。年齢、人種、性、学歴などの因子を考慮しても上記関連性は変わらなかった。貧血がある393人のうち89人(23%)、貧血のない2159人のうち366 人(17%)が認知症を発症した。

 この試験からいえることは、高齢者だけではなく若い人でも貧血があると脳に酸素が十分に提供されないために、脳細胞だけでなく全身の臓器に障害が起きる可能性がある事を示していると思います。従って、貧血がある方は早期に治療すべきです。


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投稿者 寺尾クリニカ

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