寺尾クリニカブログ
2025年9月28日 日曜日
睡眠時無呼吸症候群の治療で認知症のリスクは低下する
睡眠時無呼吸症候群では、睡眠中に何度も呼吸が止まり、脳が覚醒するため深い睡眠が得られません。
これにより、記憶の整理や老廃物の排出が妨げられ、認知機能が低下します。
睡眠時無呼吸低呼吸によって睡眠中の血中酸素濃度が低下し、脳が慢性的な低酸素状態にさらされ、認知機能の低下を引き起こす可能性があります。
アルツハイマー型認知症の原因とされるアミロイドβは、睡眠を十分にとれば脳から排出されます。
しかし、睡眠の質が低下し睡眠時間が短縮するとアミロイドβの排出が妨げられ、脳内に蓄積しやすくなりアルツハイマー型認知症が発症しやすくなります。
また、睡眠時無呼吸症候群は、高血圧や糖尿病や脳梗塞などの疾患を引き起こしやすく認知症に繋がります。
従って、睡眠時無呼吸症候群の治療を行なうことで、認知症のリスクは低下すると考えます。
これにより、記憶の整理や老廃物の排出が妨げられ、認知機能が低下します。
睡眠時無呼吸低呼吸によって睡眠中の血中酸素濃度が低下し、脳が慢性的な低酸素状態にさらされ、認知機能の低下を引き起こす可能性があります。
アルツハイマー型認知症の原因とされるアミロイドβは、睡眠を十分にとれば脳から排出されます。
しかし、睡眠の質が低下し睡眠時間が短縮するとアミロイドβの排出が妨げられ、脳内に蓄積しやすくなりアルツハイマー型認知症が発症しやすくなります。
また、睡眠時無呼吸症候群は、高血圧や糖尿病や脳梗塞などの疾患を引き起こしやすく認知症に繋がります。
従って、睡眠時無呼吸症候群の治療を行なうことで、認知症のリスクは低下すると考えます。
投稿者 寺尾クリニカ | 記事URL
2025年9月25日 木曜日
インフルエンザが流行しています
当院では9月下旬にインフルエンザに感染した患者さんが来院したのは初めてです。
今年はインフルエンザの流行が早いようです。
中学生でも学級閉鎖している所もあるようです。
ワクチンは10月1日からですので、今年は早めに予防接種をすることをお勧めします。
ご希望の方はご連絡下さい。
今年はインフルエンザの流行が早いようです。
中学生でも学級閉鎖している所もあるようです。
ワクチンは10月1日からですので、今年は早めに予防接種をすることをお勧めします。
ご希望の方はご連絡下さい。
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2025年9月21日 日曜日
難治性喘息に対しての生物学的製剤の投与について
一般社団法人日本呼吸器学会によるガイドラインでは以下の2点を満たす場合に難治性喘息と判断されます。
1.コントロールに高用量吸入ステロイド薬および長時間作用性β2刺激剤、必要に応じてロイコトリエン受容体拮抗薬、テオフィリン徐放製剤、長時間作用型抗コリン薬、経口ステロイド薬、生物学的製剤の投与を要する喘息、またはこれらの治療でもコントロール不良な喘息
2.コントロール不良にさせる因子に十分対応するにもかかわらず、なおコントロール不良であるか、治療を減少させると悪化する喘息
軽症例まで含めると、日本国内の人口のうち10%ほどが喘息の症状を持ったことがあると推定されており、そのうちの5%ほどは難治性喘息であると考えられています。
生物学的製剤は、色々な炎症性疾患の治療に用いられております。難治性喘息においても5種類の生物学的製剤を投与されております。当院においても何人かの患者さんに投与して効果は出ております。しかし、値段が高価であり患者さんの経済的負担が多く,当院では医療券を持っている患者さんに投与しております。また、治療中に感染症(結核など)が発症することがあり、さらに長期投与の安全性に関してはまだ確立されておりません。従って、今後これらの問題に関して十分検討が必要であると考えます。
1.コントロールに高用量吸入ステロイド薬および長時間作用性β2刺激剤、必要に応じてロイコトリエン受容体拮抗薬、テオフィリン徐放製剤、長時間作用型抗コリン薬、経口ステロイド薬、生物学的製剤の投与を要する喘息、またはこれらの治療でもコントロール不良な喘息
2.コントロール不良にさせる因子に十分対応するにもかかわらず、なおコントロール不良であるか、治療を減少させると悪化する喘息
軽症例まで含めると、日本国内の人口のうち10%ほどが喘息の症状を持ったことがあると推定されており、そのうちの5%ほどは難治性喘息であると考えられています。
生物学的製剤は、色々な炎症性疾患の治療に用いられております。難治性喘息においても5種類の生物学的製剤を投与されております。当院においても何人かの患者さんに投与して効果は出ております。しかし、値段が高価であり患者さんの経済的負担が多く,当院では医療券を持っている患者さんに投与しております。また、治療中に感染症(結核など)が発症することがあり、さらに長期投与の安全性に関してはまだ確立されておりません。従って、今後これらの問題に関して十分検討が必要であると考えます。
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