寺尾クリニカブログ
2026年9月21日 月曜日
注意すべき女性のがん―予防が大切です
女性には、女性だからこそ注意してほしいがんがあります。
そして、その中には「予防できる」「早く見つけることで治療につなげられる」ものもあります。
今回は、これまでブログで取り上げてきた内容を、女性のがん予防という視点から、もう一度整理してみます。
特に知っておいてほしいのは、
① 子宮頸がんとHPV ② お酒と乳がん ③ 肥満とがん
この3つです。
そして、もちろん禁煙も重要です。
① 子宮頸がんは「予防」が大切
子宮頸がんは、女性にとって決して他人事ではありません。
特に若い世代にも発症するがんで、20代、30代の女性にも注意が必要です。
日本では、毎年1万人以上の女性が子宮頸がんと診断され、約3,000人が亡くなっています。
さらに、30代までに子宮頸がんの治療によって、妊娠・出産に影響を受ける女性も少なくありません。
子宮頸がんの多くは、性交渉によって感染する**ヒトパピローマウイルス(HPV)**が原因です。
だからこそ、予防が大切なのです。
現在、小学校6年生から高校1年生相当の女子には、HPVワクチンの定期接種が公費で行われています。
9価HPVワクチンなどによって、子宮頸がんの原因となるHPV感染を大幅に防ぐことができます。
ただし、
ワクチンを受ければ100%大丈夫、というわけではありません。
そこで重要になるのが子宮頸がん検診です。
20歳を過ぎたら、定期的に検診を受けることが大切です。
子宮頸がんは、がんになる前の**「前がん病変」**の段階で見つけることができます。
HPVワクチン+子宮頸がん検診。
この組み合わせが、子宮頸がん予防の基本です。
② お酒は乳がんのリスクを高めます
「お酒は肝臓に悪い」
これは、多くの人が知っていると思います。
しかし、お酒は肝臓だけの問題ではありません。
女性の乳がんのリスクも高めます。
女性は男性よりも体質的にアルコールの影響を受けやすく、比較的少ない飲酒量でも、がんのリスクが高くなることが分かっています。
国立がん研究センターの研究では、1日の平均アルコール摂取量が23g以上になると、乳がんになるリスクが高くなることが報告されています。
23gは、おおよそ ビール500ml 1本 または 日本酒1合 に相当します。
「これくらいなら大丈夫」
と思っている女性もいるかもしれません。
しかし、がん予防という観点から考えると、
お酒は飲まないことが最も安全です。
特に、毎日飲酒している女性は、一度自分の飲酒量を見直してみてください。
③ 肥満も女性のがんリスクを高めます
「太っていると生活習慣病になる」
これはよく知られています。
しかし、肥満はがんとも深く関係しています。
女性の場合、BMI 30.0~39.9の肥満では、がんによる死亡リスクが25%高くなることが報告されています。
特に注意したいのが、閉経後の肥満と乳がんです。
閉経後の肥満は、乳がんのリスクを高めることが分かっています。
さらに、BMIが高くなるほど、
子宮内膜がん 大腸がん 肝がん などのリスクも高くなります。
だからといって、「痩せれば痩せるほど健康」ということでもありません。
以前にも書きましたが、やせすぎにも問題があります。
がん予防という観点からも、男女ともにBMI 21~25程度の適切な体重を維持することが大切です。
女性の皆さんに、もう一度伝えたいこと
HPV感染、アルコール、肥満。
これらについては、これまでのブログでも取り上げてきました。
今回は、それを「女性のがん予防」という視点から、もう一度まとめました。
子宮頸がんは、HPVワクチンと検診。
乳がんについては、飲酒を見直す。
そして、
肥満にならない、やせすぎない。
さらに、これは女性に限ったことではありませんが、
禁煙も非常に重要です。
「自分はまだ若いから大丈夫」
と思わないでください。
がん予防は、病気になってから始めるものではありません。
今日からできることを、一つずつ始めることが大切です。
女性の皆さんには、ぜひ一度、自分自身の生活習慣とがん予防について考えてみてほしいと思います。
当院でもがん予防対策も行っておりますのでご連絡下さい。
(HPVワクチンの接種、禁酒治療、禁煙外来、ダイエット外来など)
そして、その中には「予防できる」「早く見つけることで治療につなげられる」ものもあります。
今回は、これまでブログで取り上げてきた内容を、女性のがん予防という視点から、もう一度整理してみます。
特に知っておいてほしいのは、
① 子宮頸がんとHPV ② お酒と乳がん ③ 肥満とがん
この3つです。
そして、もちろん禁煙も重要です。
① 子宮頸がんは「予防」が大切
子宮頸がんは、女性にとって決して他人事ではありません。
特に若い世代にも発症するがんで、20代、30代の女性にも注意が必要です。
日本では、毎年1万人以上の女性が子宮頸がんと診断され、約3,000人が亡くなっています。
さらに、30代までに子宮頸がんの治療によって、妊娠・出産に影響を受ける女性も少なくありません。
子宮頸がんの多くは、性交渉によって感染する**ヒトパピローマウイルス(HPV)**が原因です。
だからこそ、予防が大切なのです。
現在、小学校6年生から高校1年生相当の女子には、HPVワクチンの定期接種が公費で行われています。
9価HPVワクチンなどによって、子宮頸がんの原因となるHPV感染を大幅に防ぐことができます。
ただし、
ワクチンを受ければ100%大丈夫、というわけではありません。
そこで重要になるのが子宮頸がん検診です。
20歳を過ぎたら、定期的に検診を受けることが大切です。
子宮頸がんは、がんになる前の**「前がん病変」**の段階で見つけることができます。
HPVワクチン+子宮頸がん検診。
この組み合わせが、子宮頸がん予防の基本です。
② お酒は乳がんのリスクを高めます
「お酒は肝臓に悪い」
これは、多くの人が知っていると思います。
しかし、お酒は肝臓だけの問題ではありません。
女性の乳がんのリスクも高めます。
女性は男性よりも体質的にアルコールの影響を受けやすく、比較的少ない飲酒量でも、がんのリスクが高くなることが分かっています。
国立がん研究センターの研究では、1日の平均アルコール摂取量が23g以上になると、乳がんになるリスクが高くなることが報告されています。
23gは、おおよそ ビール500ml 1本 または 日本酒1合 に相当します。
「これくらいなら大丈夫」
と思っている女性もいるかもしれません。
しかし、がん予防という観点から考えると、
お酒は飲まないことが最も安全です。
特に、毎日飲酒している女性は、一度自分の飲酒量を見直してみてください。
③ 肥満も女性のがんリスクを高めます
「太っていると生活習慣病になる」
これはよく知られています。
しかし、肥満はがんとも深く関係しています。
女性の場合、BMI 30.0~39.9の肥満では、がんによる死亡リスクが25%高くなることが報告されています。
特に注意したいのが、閉経後の肥満と乳がんです。
閉経後の肥満は、乳がんのリスクを高めることが分かっています。
さらに、BMIが高くなるほど、
子宮内膜がん 大腸がん 肝がん などのリスクも高くなります。
だからといって、「痩せれば痩せるほど健康」ということでもありません。
以前にも書きましたが、やせすぎにも問題があります。
がん予防という観点からも、男女ともにBMI 21~25程度の適切な体重を維持することが大切です。
女性の皆さんに、もう一度伝えたいこと
HPV感染、アルコール、肥満。
これらについては、これまでのブログでも取り上げてきました。
今回は、それを「女性のがん予防」という視点から、もう一度まとめました。
子宮頸がんは、HPVワクチンと検診。
乳がんについては、飲酒を見直す。
そして、
肥満にならない、やせすぎない。
さらに、これは女性に限ったことではありませんが、
禁煙も非常に重要です。
「自分はまだ若いから大丈夫」
と思わないでください。
がん予防は、病気になってから始めるものではありません。
今日からできることを、一つずつ始めることが大切です。
女性の皆さんには、ぜひ一度、自分自身の生活習慣とがん予防について考えてみてほしいと思います。
当院でもがん予防対策も行っておりますのでご連絡下さい。
(HPVワクチンの接種、禁酒治療、禁煙外来、ダイエット外来など)
投稿者 寺尾クリニカ
































