寺尾クリニカブログ
2026年10月12日 月曜日
インフルエンザが再び急増!なぜマスクをしないのか――コロナで学んだことを忘れてはいけない
はじめに
インフルエンザの患者さんが、再び増えています。
2026年10月9日に公表された報告では、9月28日から10月4日までの1週間に、全国の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数は42,320人。前週の1.5倍以上に増加しました。今シーズンは、例年よりも早い時期から流行が始まっています。
(出典:ウェザーニュース、2026年10月9日)
私のクリニックでも、インフルエンザの患者さんが連日来院しています。
それにもかかわらず、街中ではマスクを着用している人が少ないと感じます。
なぜ、感染症が広がっているのに、自分から感染予防をしようとしないのでしょうか。
コロナ禍で、私たちは感染症の怖さを経験しました。あの経験を忘れてしまったのでしょうか。
1.インフルエンザは、単なる発熱ではない
インフルエンザにかかると、高熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、強い倦怠感などが現れます。
しかし、本当に怖いのは、それだけではありません。
肺炎:呼吸状態が悪化し、入院や命に関わることがあります。
脳炎・脳症:特に子どもでは、意識障害やけいれんなどの重篤な合併症が起こることがあります。
心筋炎:心臓の筋肉に炎症が起こり、重症化する場合があります。
二次性細菌感染症・敗血症:インフルエンザの後に細菌感染を起こし、命に関わることがあります。
高齢者、持病のある方、乳幼児などは、特に注意が必要です。
「インフルエンザくらい、寝ていれば治る」という考えは危険です。
2.マスクをしないことが、感染拡大につながる
インフルエンザは、感染した人のせきやくしゃみなどによる飛沫、ウイルスを含む微粒子などを通じて感染します。
人が集まる電車、バス、商業施設、職場などでは、感染する機会が増えます。
マスクは、感染リスクを下げるための有効な手段の一つです。特に、流行期の混雑した屋内では、適切に着用することが大切です。
もちろん、マスクだけで感染を完全に防げるわけではありません。しかし、だからといって何もしなくてよいのでしょうか。
感染してから後悔するのではなく、感染する前に対策する。それが予防医学の基本です。
3.インフルエンザワクチンを接種していますか?
インフルエンザワクチンには、感染そのものを完全に防ぐことはできなくても、発症や重症化のリスクを下げる効果が期待できます。
特に、高齢者や持病のある方など、重症化リスクの高い人にとって重要です。
まだ接種していない方は、医療機関に相談してください。
また、ワクチンを接種したからといって、マスクや換気などの対策が不要になるわけではありません。
ワクチンと日常の感染対策を組み合わせることが大切です。
4.今日から実践してほしい感染対策
難しいことをする必要はありません。
人混みや混雑した屋内ではマスクを着用する。
部屋の換気を行う。
湿度が低くなりすぎないよう、加湿を心がける。
帰宅後や食事の前には、石けんで手を洗う。
発熱やせきなどの症状があるときは、無理に出勤・登校しない。
ワクチンを接種し、十分な睡眠と休養をとる。
発熱などの症状がある場合は、医療機関に相談し、必要に応じて検査や診察を受けてください。
5.自分だけの問題ではない
感染症対策は、自分自身を守るためだけのものではありません。
高齢者、がん治療中の方、免疫機能が低下している方など、感染症によって重症化しやすい人が社会にはたくさんいます。
自分が感染して、周囲の大切な人にうつしてしまう可能性もあります。
自分は大丈夫という過信が、他人の命を危険にさらすこともあるのです。
おわりに
インフルエンザの流行は、すでに始まっています。そして、患者数は再び増加しています。
私のクリニックでも、日々、インフルエンザの患者さんを診察しています。
ワクチン接種の方が10人位の日もあります。
コロナ禍で私たちが学んだことは、感染症は一人ひとりの行動によって、ある程度リスクを減らせるということです。
それなのに、流行していてもマスクをしない。ワクチンを接種しない。感染対策をしない。
自分が病気になってから考えるのでは遅いのです。
インフルエンザを甘く見ないでください。
まだワクチンを接種していない方は、接種を検討してください。人混みではマスクを着用し、換気・加湿や手洗いも実践してください。
自分の健康と、大切な人の命を守るために、今日から行動しましょう。
お困りの方はご連絡下さい。
お電話、ご予約:03-5338-9955
WEB予約、当院の詳細情報:http://www.terao-clinica.com
インフルエンザの患者さんが、再び増えています。
2026年10月9日に公表された報告では、9月28日から10月4日までの1週間に、全国の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数は42,320人。前週の1.5倍以上に増加しました。今シーズンは、例年よりも早い時期から流行が始まっています。
(出典:ウェザーニュース、2026年10月9日)
私のクリニックでも、インフルエンザの患者さんが連日来院しています。
それにもかかわらず、街中ではマスクを着用している人が少ないと感じます。
なぜ、感染症が広がっているのに、自分から感染予防をしようとしないのでしょうか。
コロナ禍で、私たちは感染症の怖さを経験しました。あの経験を忘れてしまったのでしょうか。
1.インフルエンザは、単なる発熱ではない
インフルエンザにかかると、高熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、強い倦怠感などが現れます。
しかし、本当に怖いのは、それだけではありません。
肺炎:呼吸状態が悪化し、入院や命に関わることがあります。
脳炎・脳症:特に子どもでは、意識障害やけいれんなどの重篤な合併症が起こることがあります。
心筋炎:心臓の筋肉に炎症が起こり、重症化する場合があります。
二次性細菌感染症・敗血症:インフルエンザの後に細菌感染を起こし、命に関わることがあります。
高齢者、持病のある方、乳幼児などは、特に注意が必要です。
「インフルエンザくらい、寝ていれば治る」という考えは危険です。
2.マスクをしないことが、感染拡大につながる
インフルエンザは、感染した人のせきやくしゃみなどによる飛沫、ウイルスを含む微粒子などを通じて感染します。
人が集まる電車、バス、商業施設、職場などでは、感染する機会が増えます。
マスクは、感染リスクを下げるための有効な手段の一つです。特に、流行期の混雑した屋内では、適切に着用することが大切です。
もちろん、マスクだけで感染を完全に防げるわけではありません。しかし、だからといって何もしなくてよいのでしょうか。
感染してから後悔するのではなく、感染する前に対策する。それが予防医学の基本です。
3.インフルエンザワクチンを接種していますか?
インフルエンザワクチンには、感染そのものを完全に防ぐことはできなくても、発症や重症化のリスクを下げる効果が期待できます。
特に、高齢者や持病のある方など、重症化リスクの高い人にとって重要です。
まだ接種していない方は、医療機関に相談してください。
また、ワクチンを接種したからといって、マスクや換気などの対策が不要になるわけではありません。
ワクチンと日常の感染対策を組み合わせることが大切です。
4.今日から実践してほしい感染対策
難しいことをする必要はありません。
人混みや混雑した屋内ではマスクを着用する。
部屋の換気を行う。
湿度が低くなりすぎないよう、加湿を心がける。
帰宅後や食事の前には、石けんで手を洗う。
発熱やせきなどの症状があるときは、無理に出勤・登校しない。
ワクチンを接種し、十分な睡眠と休養をとる。
発熱などの症状がある場合は、医療機関に相談し、必要に応じて検査や診察を受けてください。
5.自分だけの問題ではない
感染症対策は、自分自身を守るためだけのものではありません。
高齢者、がん治療中の方、免疫機能が低下している方など、感染症によって重症化しやすい人が社会にはたくさんいます。
自分が感染して、周囲の大切な人にうつしてしまう可能性もあります。
自分は大丈夫という過信が、他人の命を危険にさらすこともあるのです。
おわりに
インフルエンザの流行は、すでに始まっています。そして、患者数は再び増加しています。
私のクリニックでも、日々、インフルエンザの患者さんを診察しています。
ワクチン接種の方が10人位の日もあります。
コロナ禍で私たちが学んだことは、感染症は一人ひとりの行動によって、ある程度リスクを減らせるということです。
それなのに、流行していてもマスクをしない。ワクチンを接種しない。感染対策をしない。
自分が病気になってから考えるのでは遅いのです。
インフルエンザを甘く見ないでください。
まだワクチンを接種していない方は、接種を検討してください。人混みではマスクを着用し、換気・加湿や手洗いも実践してください。
自分の健康と、大切な人の命を守るために、今日から行動しましょう。
お困りの方はご連絡下さい。
お電話、ご予約:03-5338-9955
WEB予約、当院の詳細情報:http://www.terao-clinica.com
投稿者 寺尾クリニカ
































