寺尾クリニカブログ

2025年11月20日 木曜日

ストレスが生活習慣病を引き起こします。

「最近、健診で血圧が高めと言われた」「血糖値が気になるけど、食生活はそんなに乱れてないはず...」 そんな方にこそ知ってほしいのが、ストレスと生活習慣病の深い関係です。
心療内科では、心の状態が体にどう影響するかを診ることで、生活習慣病を改善に導きます。
【ストレスが体に与える影響】
■ 自律神経の乱れ
慢性的なストレスは交感神経を優位にし、血圧や心拍数が上昇しやすくなります。 これが長く続くと、高血圧や動脈硬化のリスクが高まります。
■ ホルモンバランスの変化
ストレスによって分泌される「コルチゾール」は、血糖値を上げる作用があります。 これが続くと、インスリンの働きが悪くなり、糖尿病のリスクが高まります。
■ 睡眠障害や食行動の乱れ
ストレスで眠れなくなったり、過食に陥ることで、脂質異常や糖尿病に至ります。
【予防と対策】
■ ストレスチェックを活用
簡単な質問形式で、現在のストレスレベルを把握できます。 AIを活用したツールでは、生活習慣の傾向も合わせて分析してくれるものもあります。
■ 心療内科での相談
「体の不調が続くけど、原因が分からない」そんなときは、心療内科での相談が有効です。 心と体の両面から診ることで、根本的な改善につながります。
■ AIによる生活習慣の見える化
スマートウォッチや健康アプリを使って、睡眠・食事・運動の記録をAIが分析。 「どこを改善すればいいか」が具体的に分かるので、無理なく生活習慣を整えられます。
ストレスは目に見えないけれど、確実に体に影響を与えています。 生活習慣病の予防・改善には、心のケアも欠かせません。 心と体の両面から健康を支えたい方は、当院へぜひご相談ください。


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2025年11月16日 日曜日

加熱式タバコユーザ-のための禁煙治療

「紙巻きタバコはやめたけど、加熱式なら大丈夫だと思っていませんか? 実は、IQOSやgloなどの加熱式タバコにもニコチン依存や健康リスクがあることがわかっています。 そして今では、加熱式タバコを使用している方も禁煙外来の保険適用対象になっているんです。 このブログでは、加熱式タバコのリスクと禁煙外来でできる治療について、わかりやすくご紹介します。」
① 加熱式タバコの誤解と現実
• 「煙が出ないから安全?」→実は有害物質は含まれている
• 「依存性は低い?」→ニコチン量は紙巻きとほぼ同じ
② 禁煙外来の対象になる理由
• 厚生労働省の制度変更で、加熱式ユーザーも保険適用に
• 初診で依存度チェック、治療計画の立案
③ 治療方法の紹介
• ニコチンパッチや内服薬(バレニクリンなど)
• 医師との面談で生活習慣の見直しもサポート
④ よくある質問(Q&A形式)
• Q:「加熱式でも禁煙外来に行っていいの?」 A:「はい、保険適用で治療が受けられます」
• Q:「治療はつらい?」 A:「薬の力と医師のサポートで無理なく進められます」
⑤ 来院案内・予約方法
• 診療時間、アクセス、予約フォームへのリンク
• 「まずはお気軽にご相談ください」

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2025年11月16日 日曜日

【注意喚起】長引く咳は「マイコプラズマ肺炎」の可能性も

現在、当院でもマイコプラズマ肺炎の患者さんが確認されており、地域的にも流行の兆しが見られます。特にインフルエンザが流行している今の時期は、症状が似ているために見過ごされやすく、注意が必要です。
■ マイコプラズマ肺炎とは?
マイコプラズマ肺炎は、Mycoplasma pneumoniaeという細菌によって引き起こされる非定型肺炎の一種です。飛沫感染や接触感染によって広がり、特に小児から若年成人に多く見られるのが特徴です。
■ 主な症状
• 発熱(高熱が出ないこともあります)
• 頭痛、倦怠感、咽頭痛
• 乾性咳嗽(痰の少ない咳)
• 咳が3〜4週間以上持続することも
初期症状は風邪やインフルエンザと類似しており、誤診されやすいため、注意が必要です。特に、解熱後も咳が続く場合は、マイコプラズマ肺炎を疑う必要があります。
■ 診断と治療
診断には、血液検査(抗体価の測定など)やPCR検査が用いられます。治療には、マクロライド系抗菌薬(例:クラリスロマイシン、アジスロマイシン)が第一選択となりますが、近年はマクロライド耐性株の増加も報告されており、必要に応じてテトラサイクリン系やニューキノロン系への切り替えを検討します。
■ 予防と対策
• 咳エチケットの徹底(マスクの着用、手洗い)
• 体調不良時の早期受診
• 家族内・学校・職場での感染拡大防止策の徹底
咳が長引く場合や、通常の風邪薬で改善が見られない場合は、早めの受診をおすすめします。当院では、迅速な診断と適切な治療を行っておりますので、気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。

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2025年11月12日 水曜日

加熱型タバコについて

タバコ業界は、加熱型タバコが従来の燃焼タバコよりも毒性化学物質が少なく、安全な代替品であると主張しているが、その根拠は未だに示されていません。。 加熱型タバコのエアロゾルにはニコチンが含まれており、これは非常に中毒性があり、思春期の脳、胎児の発育、妊婦、成人に有害です。 加熱型タバコエアロゾル中の有毒化学物質の総含有量は従来のタバコの煙よりも低いように見えますが、20種類以上の有害および潜在的に有害な成分の濃度は、加熱型タバコエアロゾルの方がタバコの煙よりも高いことが報告されています。
 欧州呼吸器学会(ERS)は、肺や人間の健康に損害を与える可能性のある加熱型タバコ製品を含むあらゆる製品の使用を控えるよう勧告しています。
世界保健機関(WHO)は、加熱型タバコ中の有害化学物質への曝露を減らすことは加熱型タバコを無害にするものではなく、人体へのリスクの低減にもつながらないことを繰り返し強調しています。
日本呼吸器学会は、 加熱型タバコが従来のタバコよりも健康リスクが低いという証拠はなく、いかなる目的においても加熱型タバコの使用は推奨されないと述べています。

加熱型タバコは有害です。是非、禁煙を行い健康な体を取り戻しましょう。
これにより、無駄なお金をなくし楽しい生活をしましょう。




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2025年11月12日 水曜日

禁煙外来について

12月からチャンピックスを用いた禁煙外来を開始致します。
加熱型タバコの方も可能です。
現在準備中ですが、不明なことがあればご連絡下さい。

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